« 2006年8月 | トップページ | 2006年10月 »

2006年9月23日 (土)

整形内科3

Atlas of Normal Roentgen Variants That May Simulate Disease Book Atlas of Normal Roentgen Variants That May Simulate Disease

著者:Theodore E. Keats,Mark W., M.D. Anderson
販売元:Mosby-Year Book
Amazon.co.jpで詳細を確認する

レントゲンをみるときに大事な本です。今の施設では(間違いもおおいけれど)放射線科のレジデントが単純写真まで読んでくれます。助かりますが、読影が終わるまで写真がパソコンに出ないため、わざわざ放射線部までいかないといけないのがばからしいところです。

小児の骨折を疑った場合などは、正常例と比べると役立ったりします。(ただ骨端の圧痛があれば骨折とみなして後に外来に回ってもらうべきと思いますが。)

Emergency Orthopedics: The Extremities (Emergency Orthopedics: The Extremities (Simon)) Book Emergency Orthopedics: The Extremities (Emergency Orthopedics: The Extremities (Simon))

著者:Robert Rutha Simon,Scott C. Sherman,Steven J., M.D. Koenigsknecht
販売元:McGraw-Hill Professional Publishing
Amazon.co.jpで詳細を確認する

海軍病院時代も今も辞書的に使うことが多い本です。図も割りと豊富で読みやすいです。

2006年9月21日 (木)

大草原の小さな家

10 今日みんなでいってきました。ローラの生誕の地まで。とても田舎の町で恐らく日本であまりしられていない州であるウィスコンシンにあります。途中ミシシッピ川を越えたりして田舎の景色を楽しみました。

ローラの家はもちろん再建されたものですが、質素な丸太小屋をみてドラマとそれを見ていた小学生の頃を思い出しました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%8D%89%E5%8E%9F%E3%81%AE%E5%B0%8F%E3%81%95%E3%81%AA%E5%AE%B6

ご興味のある方は上記のページをご覧ください

2006年9月13日 (水)

アメリカ関係

アメリカ素描 Book アメリカ素描

著者:司馬 遼太郎
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

大学時代に友人に貸してもらいました。旅行の面白さにそこに住む人に会う・衣装・食事など文化・生活に触れる・歴史をたどるなどいろいろとあると思いますが、僕にとってそこに住む人に会うことが最も刺激的です。
とても深い洞察力のある筆者がアメリカを自身の視点で描いていおりとても影響を受けました。

アメリカよ!あめりかよ! Book アメリカよ!あめりかよ!

著者:落合 信彦
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

家庭教師をしていた生徒さんが教えてくれました。少し前の話ですが、古き良き時代のアメリカで本当に逞しく生きられた筆者のエネルギーが伝わってくる良い本です。

「うそつき病」がはびこるアメリカ Book 「うそつき病」がはびこるアメリカ

著者:デービット・カラハン
販売元:NHK出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

前にも紹介したと思いますが様々な局面を超えて世界の中心であり続けるこの国のゆがみを良く描いていると思います。

2006年9月12日 (火)

youtube

ケツメイシにはまっています。

沖縄時代に研修医の先生が一緒にカラオケにいったときによく歌っていました。今はYoutubeで検索して聞いています。ビデオがいろいろと凝ったつくりなっていて映像も楽しめるのいいですね。

インターネット、EMAIL、スカイプ、youtubeと本当に今は海外にいて利用できることがたくさんあって恵まれていますね。

2006年9月11日 (月)

わすれてました:人工呼吸器系

セイントとフランシスの内科診療ガイド 第2版 Book セイントとフランシスの内科診療ガイド 第2版

販売元:メディカル・サイエンス・インターナショナル
Amazon.co.jpで詳細を確認する

この本の人工呼吸のところ色々なモードが簡便にまとまっていて気に入っています。

それ以外にも本当に素晴らしい内容がもりだくさん、いわゆる専門分化の弊害によって難しくなった症候へのアプローチがわかりやすく簡便にゴロでまとまっていて読みやすいです。

今は翻訳まで出ていますしね。学生のときに飯塚病院で始めてであったときの感動は凄かったなあ。

この実習の後に自分の大学に著者を教えたCMDTのティアニー先生がきて同級生や後輩と興奮したのを覚えています。たぶん教官の先生や研修医の先生以上に盛り上がっていたのではないでしょうか。今や同級生は本まで出しています。凄いやつです。

診察エッセンシャルズ―症状をみる危険なサインをよむ Book 診察エッセンシャルズ―症状をみる危険なサインをよむ

販売元:日経メディカル開発
Amazon.co.jpで詳細を確認する

チャングム

とても面白いお話し且ついろいろな風俗や分化をうかがい知れてとてもはまっています。勉強を忘れて没頭しそうなので注意しています。

いつか韓国にいっておいしい焼肉やキムチなど食べたいなあ。(去年フィラデルフィアに行ったときに週に一度少し値のはる韓国料理を食べるのを楽しみにしていたのを思い出しました。)

2006年9月 7日 (木)

整形内科2

懲りずにもう少しつづけてみます。

Book カラー写真でみる!骨折・脱臼・捻挫―画像診断の進め方と整復・固定のコツ

販売元:羊土社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

今年になって前の職場の研修医の先生から教えてもらいました。そもそも整形外傷を扱う良い日本の本があまりないということで企画された本だそうです。図が多くわかりやすくまとまっているのでとてもお勧めです。僕は飽きっぽいので一項目が長いと途中で終わってしまいますが、この本の一項目は簡潔で気に入っています。

臨床研修義務化でよい本がたくさん出版されていいですね。

Fracture Management for Primary Care (Fracture Management for Primary Care) Book Fracture Management for Primary Care (Fracture Management for Primary Care)

著者:M. Patricia, M.D. Eiff,Robert L., M.D. Hatch,Walter L., M.D. Calmbach,Marian K. Higgins
販売元:W B Saunders Co
Amazon.co.jpで詳細を確認する

上記の日本語の本がなかったときによく読んでいました。今でも読み返すことが結構あります。各種の骨折のコンサルトのタイミングとフォローの仕方、シーネ(スプリント)の種類などが書いてあり参考になります。語呂まで作って手根骨、足根骨を何度も覚えては忘れています。本当に中高の頃の記憶力が懐かしい。

一項目がちょっと長いのがつらいところですが、読み終えると結構勉強になります。

2006年9月 6日 (水)

整形内科1

昔こんなことばを福岡の病院を見学したときに伺いました。とても面白い名づけと思いました。というのも救急外来で出くわす整形領域の疾患の多くは即手術というものではないという印象があるからです。

研修医の頃から整形領域は苦手で今も四苦八苦していますが、もしかしたらどなたかのお役に立つかと思い幾つか(結構有名なものばかりですが)お勧めしたいと思います。

研修医当直御法度―ピットフォールとエッセンシャルズ Book 研修医当直御法度―ピットフォールとエッセンシャルズ

著者:寺沢 秀一,林 寛之,島田 耕文
販売元:三輪書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

今や研修医で買っていない人はいないという本ですね。僕も6年前に手にしました。今読み返してみてもうーんうなってしまう内容です。本当に素晴らしい本ですね。整形の項目は短いですがまずこれからこの本から始めたらよいと思います。

この本に出会わなければ今遠い土地で救急の研修をしていなかったなあと思うと本当に「運命の本」です。著者の先生方をとても尊敬しているし、お世話になっています。遠い空の星のようですが、あきらめずにマイペースで精進していこうと思います。

Saint-Frances Guide to Outpatient Medicine (Saint-Frances Guide Series) Book Saint-Frances Guide to Outpatient Medicine (Saint-Frances Guide Series)

著者:Craig, M.D. Frances,Stephen, M.D. Bent,Sanjay Saint
販売元:Lippincott Williams & Wilkins
Amazon.co.jpで詳細を確認する

X線に目がいきやすいこの領域ですが、病歴・診察とX線の往復が大事です。既にご存知の方が多いと思いますが、まずはこの本の整形領域を読むことをお勧めします。診察の復習になります。結構解剖とかもわかりやすく書いてあるし、長くないので良いのではと思います。

Accident & Emergency Radiology: A Survival Guide Book Accident & Emergency Radiology: A Survival Guide

著者:Nigel Raby,Laurence Berman,Gerald De Lacey
販売元:W B Saunders Co
Amazon.co.jpで詳細を確認する

この本はいずれ翻訳されると思います。(もうされていたりして。)救急で遭遇する頻度の高い疾患のX線画像が盛りだくさんです。だけれど一つ一つの項目は診やすくまとまっているので助かります。

正常x線の見方が書いてあるため役立ちます。今でも結構読み返してみて「いいなあ」と思っています。こちらでは単純X線にも読影がつきますが日本の場合あまりないと思います。そんな中で診察とX線を往復することが求められます。X線に現れにくい有名な舟状骨骨折、肘のfat pad signなどいろいろと勉強になります。骨盤の読み方も単純なので気に入っています。

2006年9月 5日 (火)

医学生にお勧めの本 3

Book お医者さん―医者と医療のあいだ

著者:なだ いなだ
販売元:中央公論新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

精神科医の著者が独特の切り口で医療を解説する。今は手元にありませんが、学生時代に愛読しました。

この本を検索したら「お医者さん」というキーワードでは「お医者さんごっこ」ばかり出てきました。お医者さんという言葉はもう一般的には使われなくなってきたのかもしれません。

Book 医者の目にも涙―心洗われる“生と死”の人間模様

著者:佐藤 英一
販売元:文化創作出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

医師が綴ったエッセイ。医師患者関係が大切と授業で習います。訴訟の原因の大きな理由も人間関係とも言われます。僕は不器用で今も(整形外科のローテーションで苦しんでます。)いつも人との関係作りに四苦八苦しています。大事なことは医師患者関係も一般的な人間関係も信頼なのだろうと思いました。

単純且つ難しいこととして心をこめて人と接することがあります。もっと精進して医師として人としてもう少し相手のことを考えて生きていくことが出来ればと思います。今はだらしないので。

2006年9月 4日 (月)

Simulation

現在アメリカの卒後医学教育の中で新たな必要事項になっているのがシミュレーションです。定かではないのですが、救急医学に関してはシミュレーションによる学習ができることがプログラムに要求されていたと記憶しています。 救急医学のプログラムは一般的に週に一度の講義があるのですが(大体午前中を全部使って行います。)私のプログラムはそのうちの4分の1をシミュレーションにて行うという方針で月に一度シミュレーションセンターで授業という講義というか実習というか、教育の時間があります。 これに凝っている先生がいて結構複雑な面白いシナリオを作ってきます。今日も、TTPのシナリオやライム病のシナリオなど救急でたまにしか会わないけれど見逃して張らない病気が取り上げられました。実際ケースを提示されるといろいろと鑑別などを考えるため勉強になります。また模擬患者さんを雇って演技をしてもらったりもするのでより臨場感がでます。 もちろん、現実の世界ではないこと、またより教育的であるために非常に準備に手間がかかることが欠点としてあげられるとおもいます。単純なアルゴリズム形式では解決できないようなケースをこのように経験しておくと臨場感をもって疾患が体験できるのでとても役立つと感じました。 殆どのケースが指導医が実際に経験した症例からなのでとても現実性があってヒヤッとします。 一度に何人かを診るというERの診療の特徴も取り入れられていて心憎い演出もあり、今日は教育的な時間を過ごせて幸せでした。最後に症例に関連する資料がメールで送られます。印象に残っているの勉強する意欲が湧くものです。

2006年9月 3日 (日)

少しの違いの積み重ね4・5

:トピック4

呼吸療法士

respitory therapist

http://www.aarc.org/

http://www.jaame.or.jp/koushuu/kokyu/k_index.html

日本でも資格があるし(実際に呼吸器からの離脱でいろいろとお世話になりました。)、アメリカの呼吸療法士の資格と業務内容も広く紹介されていると感じています。実際こちらで一緒に仕事をするととても広い内容をカバーしているので凄いなあと思います。

恐らくどの病院でも人工呼吸器関連の仕事やスパイロメトリーなどはやってくれると思うのですが、私の施設は動脈ラインをいれてくれる。(血液ガスはもちろんです。)中心静脈を入れるときの介助をしてくれる、スワンガンツのデータを記録してくれる、膀胱内圧を測定してくれるなどなど非常に多岐にわたっていろいろと仕事をされています。今後もいろいろと呼吸器の設定とか教わっていければと思います。

:トピック5

PICC lines (peripherally inserted central catheters)

日本でも似たようなものを留置したことがあったのですが(グローションカテーテル)、恐らく少し違うのでしょうね。

ICUにはvascular access teamという人たちがいて採血をしてくれます。いわゆるphlebotomistと同じと思います。

さらにPICCを入れる専門のナースがいます。超音波で静脈を探して超音波ガイド下にセルジンガー法でいれています。

PICCと中心静脈の感染率に関しては議論があるようですが、安全であること、採血も可能であるなどいろいろと利点が多いようです。

http://www.chestjournal.org/cgi/content/full/128/2/489

2006年9月 2日 (土)

人工呼吸器など

研修医の頃から人工呼吸器はあまり得意ではありません。よくわからないのでいろいろと調整をしてみたりして勉強してきました。

いろいろと本をめくってみたのですが、今のところこの二冊がいいのではないかと思っています。

(もし良い本がございましたらどなたか是非教えていただけますと幸いです。)

Book よくわかる人工呼吸管理テキスト

著者:並木 昭義,氏家 良人
販売元:南江堂
Amazon.co.jpで詳細を確認する

救急医学の2004年9月増刊号

http://www.herusu-shuppan.co.jp/

こちらも結構知りたいことが乗っている確立が高く気に入っています。

http://www.tycohealthcare.co.jp/divisions/respiratory/division/product_catalog/ventilator/ventilator840.html

こちらのICUではピューリタンベネット840というものを使うことが多いです。いろいろなモードの詳細は参考書ではなかなか対応しずらいところがあり、会社の方に大変申し訳ないのですが、資料を送っていただいて勉強しています。本当にありがとうございます。

http://www2.synapse.ne.jp/insomnia/resp/

こちらのサイトも非常にわかりやすいので研修医のときにちょくちょくみました。

またいろいろなミッキマウスの絵(VCVとPCVの比較)がとてもわかりやすい以下のサイトも胸くうドレーンなど様々な項目がとてもわかりやすく紹介されており勉強になります。

http://www.ne.jp/asahi/nishi-kobe/masui/lecture.html

新しい月を向かえまたあたらなるトホホ生活ですが、またマイペースで頑張ってみようと思います。

2006年9月 1日 (金)

ARDS

ARDSに関して以下のガイドラインを二年前に読みました。

http://square.umin.ac.jp/jrcm/page019.html

少し古くなっていますが、何人かARDSの患者さんを今回のローテーションでみたのでまた読み返してみました。

やはりとても良い内容ですね。勉強になりました。NOを使ったりHFOVを使ったり吸入プロスタグラジンを使ったりと色々なことをやりましたが、「肺が良くなるまで他の臓器の調子を整えて待つ」ということに尽きると今のところ感じています。

予後は若い人の方が良い印象があります。僕が不勉強なだけで実は統計学的に明らかなのかもしれませんが。

« 2006年8月 | トップページ | 2006年10月 »