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2006年12月24日 (日)

mistletoe

日本語でヤドリギというものです。クリスマスにこちらで飾るもので、その下にいる人とキスをするという習慣があるようです。

その葉を食べてしまったという赤ん坊が来ました。お国柄なケースです。

日本でも知られていると思いますが、こちらはPOISINDIXという有料サイトがあってたいていのことはここで検索をしてみるとわかります。
http://www.micromedex.com/products/poisindex/

4枚以上の葉もしくは3個以上の実だったと思いますだと危険とのこと。

幸い小さい赤ちゃんのため、まずこんなに食べられないでしょう、とのことで直ぐ帰宅されました。

子供に関連するケースは実に千差万別です。

2006年12月19日 (火)

小児関連の情報2

http://www.mirai.ne.jp/~mizuno/

この方のサイトから小児科関連医療情報に進むととても素晴らしい情報にたどり着きます。

以前はこのサイトからリンクできたものに

http://www.hawaii.edu/medicine/pediatrics/pemxray/pemxray.html

上記のものがあり、様々な小児救急関連のケースのX線写真をみることができます。とても素晴らしいサイトです。

http://www.allergysa.org/sounds.htm

このサイトもいろいろいな呼吸音などを聞くことが出来てとてもよいと思いました。

http://www2.kpu-m.ac.jp/%7Epicu/

日本のICUで働いていたときによく参考にさせていただきました。小児のためのものですが、大人ケースにも色々と参考になります。

2006年12月17日 (日)

循環器2 Wellen's syndrome

http://www.ispub.com/ostia/index.php?xmlFilePath=journals/ijc/vol3n1/wellens.xml

不勉強な私は知りませんでした。カンファレンスで知りました。

胸痛時ではなく安静時にみられるv1-v4の二相性T波がある場合(心電図の詳細は上記サイトご参照ください。)LADの基部に顕著な狭窄があるという症候群です。

こちらの救急外来では

http://circ.ahajournals.org/cgi/content/full/111/20/2699

この文献の2704ページのアルゴリズムにしたがってlow risk ACSの場合にobservation unitという経過観察用の場所(ER内にあります。)で様々なストレステストをした後必要に応じて循環器科医にコンサルトしています。

この症候群はよく見落とされがちで(救急外来に来たときには胸痛の変化によって心電図をとる習慣の方が強く胸痛がなくなるとほっとしてしまう)、症例提示のあたケースも循環器内科医が胸痛がないときの心電図をみて発見したものでした。

2006年12月15日 (金)

循環器1 Brugada

http://www.udatsu.vs1.jp/Bru_1.htm

若年者の失神において注目すべき心電図以上としてBrugada、LongQT、HOCMを注意しています。(他にもたくさんあると思うのですが、勉強不足で今はこれくらいです。)

Brugada症候群疑いのどのようなときに薬剤テストをするか曖昧であったのですが、この前uptodateで横着な調べ物をして、type2かtype3のときということを学びました。

日々細々と新しい知識を学んでおります。

2006年12月11日 (月)

冬の外傷は重い?

夏はみんなが外に出るし、酔っ払いも増えるし様々な外傷が運ばれる。けれど冬も結構忙しい。

昨日は、いつもはしーんとしている朝の7時からこれでもかというくらい患者さんが運ばれてきた。 アルコール摂取後暴れ続ける人、Vfで除細動後にSTEMI(ST上昇のある心筋梗塞のこと)になった人そして、どんどん外傷が運ばれてきた。

最近小児や10代、20代の若者、また妊婦、銃創などわりと重症の外傷にあたることが多い。冬なのだけれど。

どこの国でも人の死を家族に伝えることはとても難しいことであるし且つ自分にとっても悲しいことである。今の施設は人手が結構あって足りなくても応援がこれるような体制なので、ベテランの看護師が家族のケアに長時間時間を割いたり、chaplainがきて家族のケアをしたりする。

日本でもこんな体制が築けたらとふと思うけれど医療費が安すぎて無理だろうと現実に帰った。

2006年12月 8日 (金)

US

ドイツや日本ではベッドサイドで医師が超音波をすることが当たり前になっていますが、アメリカでは放射線科医の読影が必要であったり、またそれによる収入の問題もあったりしていろいろと壁があったようです。

しかし、最近は特にラインを入れる時、穿刺のときなどに良く使われています。現在米国の救急のプログラムでは超音波の教育と実践がカリキュラムの必須事項となっています。

プログラムの開始と同時に配られた本があったので紹介します。それほど目新しい内容があるわけではないですが、参考文献が充実しているため良いのではないかと思います。日本語の超音波のテキストの方が基本的に優れているのではないかと思いますが、参考文献が乏しい本が多いため果たしてどこまで信じていいのか?といつも疑問に思っていました。

http://www.ohacep.org/

このサイトのeducation-bookstore-booksと進んでいくと[Handbook of Ultrasound in Trauma and Critical illness]という本が見つかります。このオハイオの人たちは大分熱が入っているようでいろんなことに超音波を使おうとしています。「実際有用か?」というのとは別として面白いことをするものだ。と思いました。

FASTの参考文献に木村昭夫先生のお名前を拝見し、日本人として誇りに思いました。

2006年12月 3日 (日)

小児関連の情報

Tarascon Pediatric Emergency Pocketbook Book Tarascon Pediatric Emergency Pocketbook

著者:Steven G. Rothrock
販売元:Tarascon Pub
Amazon.co.jpで詳細を確認する

この本は海軍病院時代に見つけた本です。PALSのアルゴリズム、NRPのアルゴリズム、小児のバイタルサイン、小児の鎮静薬剤量、小児の蘇生の際の物品サイズ、それ以外にも様々な疾患の基準などがのっていて、(年齢別・月齢別の哺乳量すら載っています。)とても素晴らしい本です。自分が診療するにあたって常にもっていたいものと考えています。最近は見る機会が減りましたが、手放ません。

Pediatric Pearls: The Handbook of Practical Pediatrics (Pearls) Book Pediatric Pearls: The Handbook of Practical Pediatrics (Pearls)

著者:Beryl J. Rosenstein,Patricia D. Fosarelli,M. Douglas Baker
販売元:Mosby-Year Book
Amazon.co.jpで詳細を確認する

小児といえばHarriet Laneが有名ですが、ちょっと読みにくいのと、どちらかというと薬の量などを調べる小さい辞書という印象があります。この本は弱いところもたくさんありますが、何より短く大事なことがまとまっていて忙しい間にちらっとみることができてとても勉強になります。発熱のところは少し古いですがいろいろな分類があり、勉強になります。

http://www.cincinnatichildrens.org/svc/alpha/h/health-policy/ev-based/

Cincinnatiの子供病院のガイドラインです。今後日本においてERで救急医が小児を診ることがあるとすればこのような院内ガイドラインが必要だと思います。聖隷三方原病院なのでは院内ガイドラインがあり、どのようなときは非小児科対応でよいか、小児科対応が必要なときがどのようであるかが規定されていると伺いました。

小児科と救急を中心に小児を診る院内ガイドラインを作ることで、非小児科医でなくても小児科医と同じアルゴリズムで小児をみるようにすれば、患児の親御さんや現場の理解が進み混乱も防げると思われます。

また、姑息な話になりますが、院内ガイドラインにのっとって診療した場合の不測の事態、トラブルは病院として責任をとることと考えられ、非小児科医による小児の診療を促進する可能性があります。

これによって病院勤務小児科医を過重労働を減じることが可能と考えられます。

可能であれば、福井県立病院のような小児診療のためのコースを院内開催し、受講後に小児診療を開始するような試みも素晴らしいのではないかと考えました。

いろいろ未熟者なりに考えてみました。至らない点是非ご教授いただければと思います。

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