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2007年3月28日 (水)

麻酔看護師

http://www.aana.com/

http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2005dir/n2642dir/n2642_03.htm

麻酔看護師というのが米国にはあってICUの経験を数年積んだ看護師が修士の資格で麻酔の研修を二年半を行います。その後は独立して麻酔をかけることも可能になります。(施設によっては麻酔科の管理下の場合もあります。)

日本でも同様の資格の導入の議論があるようです。米国ほどの医療行為の範囲は難しいかもしれませんが、麻酔の維持を目的にコースを作り資格を作ることにそれほど問題があると思いません。特にICUの看護をしっかりやってきた看護師であればなおさらと思います。導入は医師がやるにしても万が一のトラブルに備えて気道管理に特に強調をおいたACLSを完全にマスターしている必要があると思います。

小児科医せよ麻酔科医にせよ現状の労働条件を改善しない限り、冷静な判断力がある医学生が敬遠する可能性はあると思います。

医師の養成と総数増加も大事と思いますが、医師法に縛られすぎている日本の医療の現状を見返す必要もあると考えています。

2007年3月27日 (火)

精神科 教科書

http://www.amazon.co.jp/Saint-Frances-Guide-Psychiatry/dp/0683306618

http://www.amazon.co.jp/Psychiatry-House-Officer-David-Tomb/dp/0683306340/ref=sr_1_1/503-1960750-5827107?ie=UTF8&s=english-books&qid=1174790858&sr=1-1

上記の二冊はUSMLE STEP2CKのときに結構役立ちます。S-Fのほうは救急精神科ローテートのときに対応するセクションを読みました。

http://www.nice.org.uk/oldsite/ppt_files/2a_iremon/sld024.htm

上記のスコアはおそらく決断の参考になるとは思いますが、それほど意識されている印象はありません。

自宅の環境・サポートと計画の現実性の高さというのがリスクを想定する上で大事になるでしょうか。

2007年3月26日 (月)

麻酔科 安全

http://www.buyemp.com/product/1121243.html

Interlink_access_canula 麻酔科のときに薬剤を吸うときに針を使いますが、こちらの針は左記のようにプラスチックになっていていちどつかったらおしまいです。

ちいさな工夫ではありますが、体液に暴露される危険が多い手術室でなるべく傷をへらしていこうという姿勢に好感を持ちます。

また、麻酔に使う薬剤には種類別に色分けされて、濃度と薬剤名が印刷されたシールがあります。このシールをシリンジに貼ってから薬剤を用意しています。

これも小さな工夫ですがより人間による間違いを減らすためです。

2007年3月25日 (日)

麻酔科 手技の数等

救急のレジデンシーで麻酔科を回る場合は気管内挿管に研修のポイントが集約されています。三年間で最低35回の気管内挿管が求められます。

http://www.acgme.org/acWebsite/RRC_110/110_guidelines.asp

この数が十分かといえばおそらく足りないのでしょう。

http://www.jaam.jp/html/listofnames/sen-saisoku.htm

ちなみに日本救急医学会の場合は専門医申請の場合に5例記載のようです。

日本救急医学会の方が要求している項目は多いようですが、米国のように研修プログラムの設置の認可とその内容の監査を強い権限をもっておこなえる組織がないこともあり、単純に日本の要求が厳しいとはいえません。

むしろ、米国の方がプログラム設置のための条件が厳しいのでその条件を満たす中で3-4年の研修をするレジデントはある一定の技能をもって卒業する可能性が高いと考えられます。

日本ではマッキントッシュばかりでしたが、こちらではミラーを使って挿管するひとも結構います。初めは少し戸惑いましたが今はなれてきました。

2007年3月20日 (火)

日本からの訪問者

前の病院の後輩が遊びに来てくれました。いろいろとこちらの施設を気に入ってくれたようでよかったです。

外科系の人ですが、手術やそれを取り巻く環境を良く見ていていろいろとよいところがあったようです。
良かった良かった。

それにしても改めてその規模とお金のかかり方に驚いたようです。

昨日は彼を交えて我が家でお食事をして皆さんに来ていただき楽しい時間を過ごすことができました。 また、こんな風にお会いできたらと思います。

自分もここに来る前にいろいろとお世話になったので後輩のお世話することで、その恩を返していければと思います。

2007年3月16日 (金)

精神科 スーパー救急

http://www.tmh.or.jp/superqq.htm

精神科の友人に教えていただきました。どこの国も急性期の精神科疾患の方々にどのように対応するかということが問題になると思いますが、日本ではスーパー救急という設置条件が厳しい病棟を導入してこれに対応しているとのことです。

(精神保健指定医が5人以上、看護師や精神保健福祉士も一定数以上、個室も多くなくてはいけないなど。)

実際は20前後の病院が認可されている状態で全国的なニーズにはこたえられていないとのことです。少しでも改善されていけばと思います。

この制度がどの程度の精神科疾患に対応するのかもうちょっと調べてみないといけないと思っています。

日本で薬物過量摂取などの患者さんは体の問題以上(ほとんどがベンゾジアゼピン系によるもので毒性が低いことが多い)に帰宅した場合に再度の自殺企図の可能性があり、安全管理上問題のがあるので入院していただきます。

病棟の慢性的な看護師不足によって24時間の1対1など夢のまた夢のためICU(看護師が多い)か家族の付き添いが約束されれば一泊して翌日精神科受診を薦めていました。

2007年3月11日 (日)

EBM?など

論文を三分でとか

http://pearls.medu.jp/cont/3minutes.html

ジャーナルウオッチ

https://ds-pharma.jp/member/nonmember/_login.jsp?__af_target=7iogwu5x3%2BtJqX46Tx44o92gWHD1LtFX83p6EKJK5SnIw2IAjrF1I6A8wc7NvlwpMfdK1ihwji26%0D%0Ae1yYL5Y6q%2B4dWlyyj548aF5ZS4cJKJJ8Y4Ynz9Ox%2BA%3D%3D&ec=0

アップトウデートやクリニカルエビデンスなど(もちろんコクランとかACPjournalclub)いろいろとEBMのツールはありますが、それらをどのように使っていくかといのは結構難しいですね。 先週レジデンシーのjounalclubがありましたが、みんな一生懸命論文を読み込んでいました。私もざっと読むときによくチェックする除外された症例数・合併症などはabstractに出ないので「三分」の方法でやるといつもそこに気付かないことになります。それ以外も結構最後の方になって実はこんな死亡例がありましたが統計に載せませんでしたなど、論文を隅々まで読まないとだめなときが結構あります。

ACPjounalclubの編集者の人が言っていましたが、スタディに疑問があると著者に質問状を送って確かめているとのことです。それによって著者の結論とACPjounalclubの結論が変ることがあるそうです。またマクマスターの先生だったと思いますが彼は結論や議論の項目を読むと影響されるので方法と結果しかみないともいっていました。

http://mayoresearch.mayo.edu/mayo/research/ker_unit/

上記で紹介されているように研究をする集団の選び方やうまくいなかいデータは途中で廃棄されてしまう。けれども充分なアウトカムの出る症例数がない研究が行われ結果が良くないともしかしたら本当は充分な症例数があればよい結果がでたかもしれない研究がお蔵入りしてしまうこともありうる。 最近低容量ステロイドが効かないとか、周術期のベータブロッカーが効かないとかあたり前のように行われていることに疑問がついていてなんだかEBMっていうのも民主主義と一緒でないよりかはましだけれど全然ベストより程遠いという気がします。

北米型救急も同様の存在ですが。

2007年3月 5日 (月)

サッカー動画

最近は180オーバーの長身で屈強且つテクニシャンな選手が多いですね。日本人の体格で世界に渡り歩く難しさを感じます。
でも頑張ってほしい。

http://d.hatena.ne.jp/lovelovesoccer/

マニアックですが
http://www.jfa-academy.jp/fukushima/
ここの日記もみています。英才教育から花開け個人の力の向上と融合による日本らしいサッカー。

2007年3月 4日 (日)

憂国

http://www.tbs.co.jp/program/mbs_jyonetsu_sp_20061226.html この番組のDVDを送っていただきました。みた感想としては「にほんて大丈夫かしら」というものです。恐らくそういう意図で作成されているので正にはまってしまったのでしょう。 けどねえ、やっぱり国際競争力が落ちている感はあると思います。日本的システム=村的な風通しの悪さ・護送船団の限界が教育・医療などで顕著に感じられます。 美しい国も大事ですが、この国の価値観の建て直しと競争力回復のための教育を考えないと本当に英国病のように日本病になってしまいそうです。

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