« EMS2-2:司令室 | トップページ | EMS2-3:ヘリコプター内部 »

2007年5月17日 (木)

ブジー

Geb ときくと何だろう?食道を広げるやつか?と思うかもしれません。麻酔や救急の医師はああ、intubating stylet=Gum Elastic Bougieのことか、、と思うのだと思います。

気管内挿管という行為は乱暴に言えば「穴に管を入れる」行為であるため、若くて予備能ある患者さんにコントロールされた環境でやるならばそれほど難しい医療行為ではないと思います。

しかし、解剖学的に難しい人たちの場合は別問題です。こちらにいると日本では想像できないような体格の人に結構出会います。

Arytenoid 今日遭遇した目撃された心配停止(Vf)の患者さんも180kgで大分厳しかったです。MAC4で挑戦してブジーを使ってやっと入りました。披裂部(arytenoid)しか見えず角度が合わないため挿管チューブではなくブジーを選択しました。挿管すると気管輪をカカカと触れる感じがあって安心しました。

http://www.airwaycam.com/eartosternal.aspx

このページにあるように胸骨切痕と耳朶を結んだ線が地面と平行になるように思いっきりシーツなどを重ねて準備するのが理想ですが実際みんな焦ってしまってなかなか準備させてくれません。

(麻酔などコントロールされた状況ではよくやります。)

日本では内くうが狭くなった挿管チューブの入れ替えなどに使いました。ストレスが減ってとても安心したのを覚えています。熱傷の人などは物凄い量の輸液をするので挿管チューブの入れ替えが必要な場合は大きなストレスでしたので。

« EMS2-2:司令室 | トップページ | EMS2-3:ヘリコプター内部 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« EMS2-2:司令室 | トップページ | EMS2-3:ヘリコプター内部 »