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2007年6月18日 (月)

6月の遠出

ローラインガルスはミネソタやウィスコンシンそしてカンザスなど転々としていますがそのうちの一つがウィスコンシンのぺピンです。

昨年も行きましたがここにまたいってみました。前回はよることができなかったおいしいレストランで食事ができてよかったです。

海ではないのですがミシシッピ川は巨大でさながら海のようです。ヨットをやる人には結構楽しい場所なのだろうと想像します。

雰囲気にのって海辺ではないですがブイヤベース、子羊の料理を注文しました。両方とも結構おいしかったです。

http://www.harborviewpepin.com/

2007年6月12日 (火)

失敗から学ぶ2:温故知新

1996年の初版から10年が経って第4版になった素晴らしい本があります。皆さんご存知の

研修医当直御法度 第4版 Book 研修医当直御法度 第4版

著者:寺沢 秀一
販売元:三輪書店
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です。自分が馬鹿なのもありますが卒後7年経ってみたいまでも素晴らしい臨床のエッセンスに溢れており復習の度に勉強になります。寺沢先生は、見ず知らずの私が研修医時代にいきなりに大学病院に電話をかけたのにも関わらず、関東にいらっしゃる機会があるとのことでお話する機会を下さりました。

その後も、米国の病院に見学の紹介をしてくださったり、講義に沖縄にいらっしゃった際にわざわざ私の働く病院に訪ねてきてくださったりとその素晴らしいお人柄と臨床医としての素晴らしさにいつも感銘を受けています。遠い存在ですが、正にロールモデルとして今後も見習わせていただきたいと思います。

赤本とペアの青本も本当に素晴らしいですね。

研修医当直御法度症例帖 Book 研修医当直御法度症例帖

著者:寺沢 秀一
販売元:三輪書店
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EBMも大事ですが、ERではたらく医師は見逃し例や難しい症例の勉強をしたり復習をしたりして常に頭のどこかに引っ掛けておいて第6感のような
「いやーな予感」
を感じ取る能力を形成していく必要があるのでは私見をもっています。この感覚を維持するためには定期的にこれらの本で非典型例やトラブルになりやすい例を復習しておくことが大事なのではと思っています。

2007年6月10日 (日)

爪床裂傷:Minor Emergencies

Nail bed laceration:日本語でいうと爪傷裂傷というのだろうか、は結構時間がかかることがある。

Comminuted distal phalanx tuft fracture with subungual hematoma (爪下出血を伴う末節骨粉砕骨折)

の場合に考慮する。

http://www.aafp.org/afp/20010515/1961.html

十分に伝達麻酔で指をブロックDigital blockしたのちに、生理食塩水か水道水で十分に洗浄する。(うすーくしたイソジンに指全体をつけてしまう人もいる。)

その後爪をペアンなどでつまんで剥がして爪床を確認。裂傷があれば吸収糸で縫合し、最後に爪を元の位置に戻してナイロンなどで付け根の部分を二箇所縫合。

などが良くやるやり方だろうか。

色々とマイナー救急に関して以下の本に記載があり結構気に入っています。

Minor Emergencies: Splinters to Fractures Book Minor Emergencies: Splinters to Fractures

著者:Philip M. Buttaravoli,Thomas O. Stair
販売元:Mosby-Year Book
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Clinical Procedures in Emergency Medicine Book Clinical Procedures in Emergency Medicine

販売元:W B Saunders Co
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オレゴンに見学にいったときにHedges先生にサイン付きでいただいてしまいました。ありがたかったあ。辞書のようなこの本ですが、初心に帰って基本手技を勉強しなおしたいときに使います。

もちろん米国の救急医がこの本の手技をみんなできる訳ではありません。

http://www.acgme.org/acWebsite/RRC_110/110_guidelines.asp

卒業に必要な手技は上記に記載があり。

2007年6月 9日 (土)

夜のお仕事

皆様から励ましのお言葉を頂き、とてもありがとうございました。母子ともに健康で忙しいですが充実とした日々を送っています。

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救急医学のレジデンシーの良いところはシフト性であること。他科ローテーション時は当直があるがERにいるかぎりは大体8-10時間シフトである。

レジデンシーを選ぶときの基準のひとつにシフトがどのように構成されているかがあると思う。私のレジデンシーは大体9時間シフトが多く8時間で新患をみて残りの1時間で行き先を決める(Disposition)。その1時間の間は重なり合うようにスケジュールされた新しいレジデントが新患みることになる。

一番厳しいのは12時間シフトでDispositionの時間がない場合。引き継いだ患者さんの様子を見るだけで数時間かかってしまう。その間新患のひとたちは待たないといけない。フィラデルフィアの大学病院を見学したときにこの体制であったが大分厳しそうであった。

もう一つ大事な点は、夜のシフトをどのように組むかである。救急医学の専門医なると週のシフトは大体3-4回程度であるが、レジデントは週に5-6回は働く。それゆえ夜のシフトの組み方がとても大事である。

私のレデンシーでは、救急のレジデントは年に1-2ヵ月、夜だけの月がある。この間は昼夜逆転するがそのお陰で、他のERにいる月に睡眠スケジュールが崩れて悩まされることは少ない。

Fast TrackといってPhysician assistantが診療できる咽頭痛・風邪などの病気を扱う場所がしまっているため、深夜はこのような患者さんもレジデントがみることになる。UTIや風邪などを結構診ることがあってそれはそれで勉強になっている。実際、将来Physician assistantがいる環境で働くことはないだろうし、忘れないようにたまに軽症の患者さんを短時間で見る訓練も必要と復習の意味で必要と思う。

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