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2007年7月13日 (金)

失敗から学ぶ3

「賢者は他人の失敗に学び、凡人は自分の失敗に学ぶ」

他人の失敗を対岸の火事と思ったり、失敗の原因を分析して次に役立てようとせず忘れ去ろうとしたり隠そうとしたりすることは結局自分の将来の失敗を防ぐことにならず同じことを繰り返す原因となるのでしょう。

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本当に恥ずかしい話ですが米国で研修しているにもかかわらず英語は相変わらず苦手なままです。語彙も少なく非常に限られた中で会話しています。ということで原著を読もうとして途中でギブアップしてしまいました。

そんな折の私の尊敬する二人の先生がこの本を翻訳して下さったということで買いました。日本語は楽で比較的早く読めました(あー、本当はだめなのでしょう...)。

それにしても素晴らしい内容でいろいろとためになりました。全て起こりそうな失敗でありボタンの賭け違いが大きな結果を招いています。救急医独特のリスクマネージメントの感覚を磨いていくにはとても良い本だと思います。

最終章の小児の症例にも色々と考えさせられることがあります。
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日本でも同様の本は出ています。正に名医というしかない生坂先生が一般外来ではありますが、同様の著書を出されています。

少し疾患の分布は違いますが一般外来に来る患者さんは救急外来にもくる、わけであり間口を広く勉強することは役立つと思います。

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それにしても、「うーん、わからない。自分ならまた見逃してしまったという症例ばかりです。」恐ろしい。診断がつかなかった場合にどのような人的・もの的リソースを利用して解決していくかを大事にしていかないといけないと感じました。

ERで役立つ本

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