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2007年9月10日 (月)

総合内科について2

総合的な仕事をする医師の仕事において個人の好むと好まざるに関わらず新しくできた分野であること、Counter cultureとみなされやすいことから、自分自身のアイデンティを維持することはときに困難になります。患者さんから専門が何か?といつも問われ続けること、専門医から好意的否定的など様々なコメントがくることなどが困難の一つなのだと思います。最終的には自分がやりたいと思った仕事への愛着・愛情が大事になってくるのではないかと考えています。

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さてまだ尻の青い若造の私が色々なことを書きましたが、今回は私が会ったことがある信頼する先生が働いていらっしゃる総合的な診療をする医師のいる施設を幾つかご紹介したいと思います。全く網羅的ではありません。あったことがある先生がいる、その人を私が信頼しているという点のみから挙げております。(偏りがございます。)

http://www.ntmc.go.jp/sinryo/ka/24sonai/page001.htm

私が初期研修をした病院です。非常に素晴らしい指導医の先生がいらっしゃり充実しています。毎回自分の外来がある日は、診療後まとめて指導医と今後の方針を確認する議論ができることがとてもいいことだと思いました。時に電話してもう一度救急まできてもらうこともあったそうです。入院病床も充実しており当直ではER的な仕事をすることになります。公立病院なりのフットワークの難しさはあると思います。柿の木坂という立地も魅力の一つです。

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http://www.rakuwa.or.jp/kenshu/otowa/kouki-sogo.html

伝説のM市民病院から多数の素晴らしい臨床家が移籍したところです。あまりに有名でみなさんご存知なのだと思います。最近は京都の公立病院から家庭医の研修をされた総合診療の大御所の先生も移籍されていらっしゃるようです。救急部も総合内科を中心に立ち上がっておりER形式をされているようです。

私の大学時代の同級生の先生が多数のレクチャーや全国講演そして有名著書を出していてまさにバリバリ働いています。感染症・ICU・ER・往診なんでもしっかりとやりたいという欲張りの人に向いているのではと思います。

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http://www.aso-group.co.jp/aih/medical/recruit/staff_kouki_kenshuu.shtml

こちらもあまり有名な研修病院ですね。果たして今更紹介する必要があるのかと考えると確かに。。。なのですが、このブログを読んでいる人にもしかしたら医学生の人がいたらなどと思って書いております。急性期の内科入院管理のマネージメントをしっかりとした指導医と一緒にやりたいという人にうってつけだと思います。当直ではER的な仕事も担当、ICUでの仕事や他科とのコラボレーションも多いと聞いております。指導医の先生方を何人か存じ上げておりますが、本当に素晴らしい先生方です。

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http://www.soshin.umin.jp/

直ぐ近くのメディカルセンターとの密な連携そして教育の提携をしている診療所の充実という面でとても魅力的であると思います。私の初期研修中にお世話になった先生が大学病院にてまた診療所にて活躍されています。総合診療の能力を磨くあたって所謂理論的な面や教育手法・コミュニケーション手法の獲得は非常に大事ですが、やはり地域で患者さんに育てられることが一番重要と理解しています。アカデミックな部分と質の高い診療所での研修がうまく混ざったプログラムだと理解しております。

関東ではHUNTフォーラムというものがあるようです。

「東京家庭医療学センター・うわまち病院・筑波大学総合診療科・筑波メディカルセンター総合診療科のスタッフ・レジデント・研修医が2ケ月に一度あつまり、勉強会と交流会を行います。」

http://family-s.umin.ac.jp/ml.html

家庭医療学会では学生・研修医のためのMLがあります。私もROMですが入っています。

総合内科医でもないものが総合内科の研修を語るという非常におかしな行為をしました。気分を悪くされた方がいらっしゃいましたら心よりお詫び申し上げます。ただ情報提供に少しでもなればという気持ちからです。広い心お許し頂ければと存じます。ご指導・ご意見ございましたら是非よろしくお願いいたします。

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