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2007年11月29日 (木)

旅行記3

やはり自由の女神ということで早起き?したつもりだったのですが、ついたらもうものすごい列でした。午後の予定もあったのであきらめて、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89
友人お薦めのスタテン島に行く船から見ました。無料だしすぐに出発するし近くに見えるしで満足満足でした。

午後からは大分離れた大学病院にネットで知り合った先生を訪ねました。とても素晴らしい先生で世界的に有名な施設を案内していただきました。h先生御礼申し上げます。私の病院も結構大きいですが、この都会にあれだけの規模があるということに圧倒されました。

その後連れと合流し子供の買い物。都会だけに同じ店でも品ぞろえが違ったのことです。夜には日本式の焼肉屋で焼肉おいしかったです。もっとたくさん食べればよかったなあ。日本のケーキの店があったのでやはり買ってしまいました。なんで米国にはにほんのような繊細なケーキがすくないのかなあ。

ボストンで訪問するところのアレンジがまだうまくいっていなかったのがいろいろとメールで確認できてひと安心のところで就寝。

ーー
起床してタクシーで駅まで。それにしてもニューヨークの交通事情は激しい。正直ここで運転したくはないなあと思った。タクシーとかぶつかっていましたね。
アムトラックは飛行機よりはスペースもあって割と快適でした。荷物置き場スペースに寝ている子供と移動してパソコンで締め切りの近い原稿を仕上げつつボストンへ。レジデンシーの開始時に[ボストンとニューヨークの間には何もない]なんていじめられていた同僚の出身地コネチカットをやはり素通りしてボストンへ。
海岸沿いの景色は紅葉も見られなかなかのものでした。

2007年11月27日 (火)

旅行記2

ニューヨーク二日目は5番街にいきました。
http://en.wikipedia.org/wiki/Fifth_Avenue_(Manhattan)
まずは地下鉄でセントラルパークまでいったあとに公園をふらっとしてそれから街歩きへ。とってもオシャレでいい感じだったのですが。
[寒い]
ニューヨークよりも寒いところから来たはずなのですが、考えてみると私の住む週では車社会で外をあるかないのでした。買い物もすべて冷暖房完備のモールだしなあ。

昔遠藤周作の本を読んでいたら[日本人は自分のことをオノボリさんと自嘲するけどニューヨークにいったら世界中のおのぼりさんが集まっていた。]という一節がありましたが正にそんな感じでしたね。買い物につかれた男性人がソファーで待つというのも本当に万国共通です。
昼を中国の方が作る[日本料理屋]で食べました。何か違うけれど安いのでよしとしました。日本食が他の国のひとに作られることは一定の地位が米国でみとめられた証なのでしょう。私の住む街にすら?鉄板焼があるくらいですから。

その後ロックフェラーセンターでスケートしている人を見たり、日本の本屋さん和菓子屋さんに行きました。しかしいろいろとそろっていて凄いものです。ニューヨークに日本人は十万人くらいいると聞きます。たしかにそれなら商売になるのでしょうね。連れのたっての希望で常務島耕作を買ってしまいました。高かったなあ。
(このコミックを読むと素人の私は中国の脅威に本当に驚きます。)

http://www.movies.ne.jp/locationguide/newyork/midtown/location_rockfellercenter.html

ある愛の詩 DVD ある愛の詩

販売元:パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
発売日:2006/11/02
Amazon.co.jpで詳細を確認する

上記の映画ふるいですけどとてもいい映画です。[愛とは決して後悔しないこと]こんなこといえてみたら格好いいですが。ロックフェラーセンターといいタイムズスクウェアといいニューヨークは映画の舞台になったところが本当におおいですねえ。こんなところに住んでいる友人たちがうらやましいです。

タイムズスクウェアでは下の映画を思い出しました。

フォーン・ブース (ベストヒット・セレクション) DVD フォーン・ブース (ベストヒット・セレクション)

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2007/11/21
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夕食は同じ大学の先輩と韓国人街のお店で食べました。

写真がご趣味でブログに掲載されていらっしゃいます。

http://blogs.yahoo.co.jp/stimulus_hirano

米国の都会で同窓の先輩に会えるなんて恵まれています。いろいろとニューヨークの情報を教えていただきました。夕食の途中からは世界的に有名な大学病院で循環器内科をされていらっしゃる先生も合流してくださり、いろいろとお話ができました。同じ国の先輩がいろいろな分野で活躍されるところを伺ってやる気がでました。
h先生、o先生誠にありがとうございました。

2007年11月24日 (土)

旅行 ニューヨーク ボストン

ちょっと前になりますが、休暇を利用してニューヨークとボストンにいってきました。日本でも田舎育ちの私ですが米国でも田舎から都会へという構図は相変わらずです。朝早く車で1時間ちょっとのハブ空港にいってからニューヨークに旅立ちました。幸い子供もおとなしくしてくれていました。よかったよかった。

空港はラガーディアというこじんまりとしたところでタクシーにのってホテルに行きました。それにしても同じ米でもこんなに田舎と都会は違うのかというほど都会でおどろきました。なんというか都市独特の雑然とした感じ、エネルギーを感じました。

結構すぐにホテルについてチェックイン。友人に紹介してもらったホテルで、グラマシー(いいところらしい)にあるのですがかなりお得な値段でした。周りの雰囲気もいいし、部屋もベビーベッドが入ったので安心(他のホテルで結構高いのだけれどベビーベッドが入るスペースがないと言われました。一体どれ位狭いのか?)。
http://www.hotel17ny.com/

米国の都会ではホテルや住居の料金は治安と反比例しますので、よいところを紹介してもらって本当によかったです。

その後少し街をを散歩して
http://en.wikipedia.org/wiki/Union_Square_(New_York_City)
に行ったりしました。

その後に渡米前などに何ども情報をきいていたnプログラムの聖地に見学に行きました。いやあ感動しましたね。
僕も米国で研修しているんだなあと改めて思いました。病院の救急外来は、都会らしくコンパクトながらも非常に機能的な様子でした。なんだか患者層が違うなあと改めて思いました(実に多様なバックグラウンドの方々でした)。以前フィラデルフィアで見学していた時を思い出しました。
http://www.tokio-mednet.co.jp/nprogram/
http://www.tokio-mednet.co.jp/nprogram/essay/18.html
友人の先生のエッセイは米国の救急医学に関する情報がたくさん詰まった素晴らしいものです。是非ごらんください。久しぶりの再開を果たした米国で救急医学のレジデンシー二年目を迎えたふたりはいろいろと感想なり悩みなり進路なり話し合いました。
同じ志の仲間がいるということは本当に素晴らしいことです。

夜は写楽という日本食レストランに行きました。銀だら/鮭いくらどんどれも本当においしかったあ。
ニューヨークは日本のものも多いしとてもうらやましくなってしまいました。最後には日本食スーパーで衝動買いをしてホテルへ。

K先生ご家族に本当にお世話になりました。ありがとうございます。

2007年11月21日 (水)

日本の医療どうなるか

http://blog.m3.com/nana/20071120/1

産婦人科医の先生のブログです。過労死で先輩と友人をなくされたそうです。文章を読ませていただくと本当に心が痛みます。なくなったお二人のご冥福をお祈りいたします。

日本の医療を取り巻く状況は非常に厳しいものと思っております。どうみても医者の数は足りないのではないかと思われますが、それを増やすというよりも財務省と「経済優先福祉は無視」の素晴らしい○○諮問会議の思いのままに医療費は減らされていますね。国民の方々もあまり情報のないままに(実際は権力者であるが)民意の代表者気取りのテレビを始めとするマスコミの「医者は悪い人が多い。金儲けばかり考えている。」というステレオタイプを信じている人が多い気がします。

「経済優先福祉は無視」の素晴らしい○○諮問会議は日経新聞などに一生懸命混合診療解禁を訴えていますね。恐らくあまり結末を予想されないビジネスマンの方は、自分の支払う総医療費が明らかに増えることになることも気付かず「お気に入りの日経」のいうことにそうだそうだとうなずかれているひとが多いのではないでしょうか。メディアリテラシーの浸透と発展を願わずにはいられません。

過労死する医師は稀ではありません。命現場で命を削りながら働く医師に「救急なのに待たせるなんてどうなっているんだー!」「24時間働け!」「休日に説明しろ!」「手術にミスは許さない!」「調子が悪くなるのは病気が悪いんじゃなくて医療が悪いのではないのか!」という声が良くありました。(少なくとも私が日本で集中治療をしていた一年ちょっと前には。)

今の日本は仕事場でもギリギリ、育児も教育もギリギリ、老後も厳しい、そんな中多くの人が互いを思いやり時に我慢すること、誰かのせいにしたり何かを期待するのではなく、自分が社会に貢献できることは何かを問いかけることが難しくなってきているような気がしてなりません。

22世紀にこの国が存続するためにこの10-20年にどれだけ国民が危機を自覚し、自ら変化をしていくかが本当に重要だと感じます。

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さてもう一つ、日本医師会は長年日本の医療に貢献されてきました。そこに全く疑問はありませんし、今後もそうあるものだと期待しております。ただその組織の変革は必要なのだと思います。今高度医療や急性期医療を維持している病院勤務医の現場の声は効率的に政治や社会に届けられていません。それを変える必要があると私は思います。

http://mric.tanaka.md/2007/11/17/_vol_54.html#more

2007年11月11日 (日)

面接のご参考に

The Residency Match: 101 Biggest Mistakes And How To Avoid Them Book The Residency Match: 101 Biggest Mistakes And How To Avoid Them

著者:Samir P. Desai
販売元:Md2b
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面接の準備に使った本を思い出してあげてみようと思います。個人個人の好みがあると思うので適宜判断していただければと思います。上記の本は薄くてよくあるマッチ全般によくあるミスが書いてあるのでざっとよみました。FIRSTAIDとあわせて使いました。

First Aid for the Match: Insider Advice from Students and Residency Directors (A Student-to-student Guide) Book First Aid for the Match: Insider Advice from Students and Residency Directors (A Student-to-student Guide)

著者:Tao Le,Vikas Bhushan,Chirag Amin,Kieu Nguyen,David Altman
販売元:Appleton & Lange
Amazon.co.jpで詳細を確認する

アメリカ臨床留学大作戦―USMLE,英語面接を乗り越えた在米研修医による合格体験記と留学に役立つ情報 Book アメリカ臨床留学大作戦―USMLE,英語面接を乗り越えた在米研修医による合格体験記と留学に役立つ情報

著者:岸本 暢将
販売元:羊土社
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情報の詰まったこんな本を一人で書いてしまわれるなんて本当にエネルギッシュな先輩です(海軍病院の)。想定質問と回答は本当に充実していますね。私は自分なりの答えのキーワードを書き込んでいました。

採用される英語面接 対策と実例集 (CD book) Book 採用される英語面接 対策と実例集 (CD book)

著者:田上 達夫
販売元:ベレ出版
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正直どれくらい役立ったかといわれると?ですが、仕事の面接なわけですから共通する点も多いし、気をつける点や意地悪質問の例など割と良かったかなあと思いました。CDを聞いてイメージトレーニングとか初めの方はしました。なれると別に...という感じになるのですが、その意味で本命のプログラムは真ん中にするのは鉄則ですね。初めは勝手がわからず、最後は疲れています。

MBA式 面接プレゼン術 Book MBA式 面接プレゼン術

著者:シェル・リアン
販売元:英治出版
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MBA式なんていうものですが買ってみました。内容としては上の本とそう変わらない気がします。就職面接の心構えや英語表現を学んでおくことはプラスになるとは思います。

初めの一二回と本命は少し緊張しますよね。言語は違えど一般常識・清潔な服装・やる気のある姿勢・笑顔と明るい人柄・本人の目標や将来設計が伝われば自然とお互い良い印象があるのだと思います。言葉は違えど自分の気持ちを伝えるつもりで話せば分かり合えるのではないかと思います。昔ソニーの会長が演説がうまいのでなぜかと聞かれたときに「妻を口説いたときの気持ちでいつも話している」といったそうです。まあ、完全に一致しませんが、心意気は通じるところがあるのではないでしょうか。

面接でよい印象を残したらthankyouletterを書きましょう。手間がかかりますがなるべく全員の面接官にそのときの様子を思い出して一人一人違う文面で日本を思い出させる便箋等を使って書いたらよいのではと思います。

向うが気に入った場合ランクリストの提出の頃に手紙なりemailなり電話なりあります。それらを考慮しつつも(半ば騙し合いですね。)自分の行きたいところを一番高くするといいと思います。(理論上は応募者の希望が通るようになっている仕組みだそうですし。)

いろいろ相談して悩んで最後は「自己責任で自分で決める」のがいいと思います。誰かのせいにするような決断をする人生は悔いの残る人生ですが、自分のせいにする人生は悔いがあっても諦めがつくものだと思います。行きたくないプログラムは決してランクリストに書かないのも大事です。面接に臨まれる方々のご成功をお祈りしております。

2007年11月 6日 (火)

面接旅行のコツ?!

救急医学のレジデンシーに日本から応募される方が毎年かなりいらっしゃるようでとてもうれしいです。ちょうど私がチャレンジする二年前に海軍病院の先輩がオレゴンにいかれてから少しずつ我々にチャンスが出てきた気がします。

私も初めは日本人からもアメリカ人からも見学に行った先でも

「とても難しいから進路変えたら」

「米国にこだわらなくていいのでは」

などといろいろいわれて凹んだのを覚えています。小数派ですが励ましてくれる方々の言葉を糧に

「意志あれば道あり」

で諦めなかったことが今に繋がっています。

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さて今年も数名救急医学のプログラムを受ける方がいらっしゃるということで役に立たない?!かもしれませんが、私が気をつけたことなどを書いてみます。

可能なら模擬面接をしたほうがいいと思います。もちろん米国人の医師とできればそれに越したほうがありません。難しい質問や面接官を演じてもらったり色々と対策をしたらいいと思います。

また短時間でも見学をしてその病院の雰囲気を感じることが大事と思います。
・レジデントが楽しそうにとか充実して働いているか
・指導医の様子はどんな感じか
などは以下に面接で美辞麗句をいっていてもあまりごまかせません。たまにプログラムディレクターや翌日の面接官に出くわすことがありますし。面接で出てこない裏事情もいろいろと聞けます。

現レジデントとのディナーも行った方がいいかなと思います。ここでも翌日の面接官に会うこともあります。当然ですがここも評価の対象と思ったほうがいいと思います。プログラムのいいところ・悪いところを率直に話してくれるところのほうが信頼できます。ディナーにアテンディングが来るようなところはだめなようです。(自分が面接したところにはありませんでしたが)。レジデントには面接聞けない暮らしや給料のこと、仕事以外の楽しみなどを聞くといいと思います。

面接では
・臨床研究をどれくらいやっているか
・年間来院患者数に対する指導医の数はどんなものか
(私の施設の場合8-9万人に対して25-30という具合です。)
・転送しないといけないような疾患があるか(カテ室がないところとレベル1外傷センターでないとか)

・看護師不足なので入院できず患者が救急外来に溢れていないか(救急外来で挿管→抜管できることを集中治療もできるという施設があるかもしれませんが、根本的に間違っていると思います。)

・上記に共通しますが見学すると病院の財政状態を垣間見れると思います
・超音波の機械や指導体制は

・小児救急のトレーニングは
・中毒の経験や教育は(私の施設では不十分なので姉妹施設のあるフロリダやアリゾナで行います。)

・外傷外科との連携体制は(気道確保以外に救急は何をするのか)
・他科ローテーションの内容と質は

・シミュレーション教育は

(現在米国の教育にとってとても大事なトピックです。単なるACLSなどだけでなく三年間に跨って参加型のダイナミックな教育をするために大きなウェイトがあると考えています。)

こんな感じのことを聞いていたなあと思い出しています。

日本からくる先生に対して予想されるよくある質問は
・なぜわざわざ日本から
・北米型救急のニーズはあるのか
・米国で研修した後どうするか
・日本に帰るなら雇ってくれるところはあるか
・プログラムに先生が与えられるベネフィット
・経験のある先生がもう一度一からやり直すことへの抵抗は
・異文化への適応に自信があるか
こんなことでしょうか。

面接一般としてメモをとって気持ち前傾で目を見ながら熱心に話しを聞く。面接官が一生懸命話をする時間がある方がうまくいっていることが多い。(もちろん自己アピール大事ですけれど)ネクタイの色は赤のほうがいいかもしれない。(情熱的に見える?)もし本当にそのプログラムにきたいなら最後の握手はがっちりとして

I wanna work at here!!

と情熱的にいう。想定質問に対する回答はある程度作っていましたがどういうことをいおうかと決めておいて一字一句覚えるのは避けました。臨機応変に対応できるということも言語力のアピールとして重要なのかもしれません。MBAの面接の本とか適当に何冊かかって練習してみました。いわゆる意地悪質問もある程度しっているとあんまり苦になりません。そんな質問だなと感じたときは当意即妙にかえせるといいですね。

「車になるならどんな車がいいですか?」

なんて質問もありましたね。救急医をイメージしてSUVといっておきました。理由は救急医と一緒で引き出しがたくさんあっていろいろ場面に応じて対応できるからといいましたね。

以上私個人の意見にすぎません。大分偏っておりますし、自分なりに取捨選択していただいてよい面接旅行を迎えていただければと思います。少しでも参考になれば幸いです。

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