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2007年11月21日 (水)

日本の医療どうなるか

http://blog.m3.com/nana/20071120/1

産婦人科医の先生のブログです。過労死で先輩と友人をなくされたそうです。文章を読ませていただくと本当に心が痛みます。なくなったお二人のご冥福をお祈りいたします。

日本の医療を取り巻く状況は非常に厳しいものと思っております。どうみても医者の数は足りないのではないかと思われますが、それを増やすというよりも財務省と「経済優先福祉は無視」の素晴らしい○○諮問会議の思いのままに医療費は減らされていますね。国民の方々もあまり情報のないままに(実際は権力者であるが)民意の代表者気取りのテレビを始めとするマスコミの「医者は悪い人が多い。金儲けばかり考えている。」というステレオタイプを信じている人が多い気がします。

「経済優先福祉は無視」の素晴らしい○○諮問会議は日経新聞などに一生懸命混合診療解禁を訴えていますね。恐らくあまり結末を予想されないビジネスマンの方は、自分の支払う総医療費が明らかに増えることになることも気付かず「お気に入りの日経」のいうことにそうだそうだとうなずかれているひとが多いのではないでしょうか。メディアリテラシーの浸透と発展を願わずにはいられません。

過労死する医師は稀ではありません。命現場で命を削りながら働く医師に「救急なのに待たせるなんてどうなっているんだー!」「24時間働け!」「休日に説明しろ!」「手術にミスは許さない!」「調子が悪くなるのは病気が悪いんじゃなくて医療が悪いのではないのか!」という声が良くありました。(少なくとも私が日本で集中治療をしていた一年ちょっと前には。)

今の日本は仕事場でもギリギリ、育児も教育もギリギリ、老後も厳しい、そんな中多くの人が互いを思いやり時に我慢すること、誰かのせいにしたり何かを期待するのではなく、自分が社会に貢献できることは何かを問いかけることが難しくなってきているような気がしてなりません。

22世紀にこの国が存続するためにこの10-20年にどれだけ国民が危機を自覚し、自ら変化をしていくかが本当に重要だと感じます。

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さてもう一つ、日本医師会は長年日本の医療に貢献されてきました。そこに全く疑問はありませんし、今後もそうあるものだと期待しております。ただその組織の変革は必要なのだと思います。今高度医療や急性期医療を維持している病院勤務医の現場の声は効率的に政治や社会に届けられていません。それを変える必要があると私は思います。

http://mric.tanaka.md/2007/11/17/_vol_54.html#more

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