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2008年2月10日 (日)

肺塞栓

米国にいると毎週のレクチャーでいろんなトピックについて質の良いまとめをしてくれるのがありがたいところです。個人で二次文献にあたったり、原著を読むには限界がありますが、毎週4時間のレクチャー、月に一度の4時間のシュミレーション、ジャーナルクラブと頻繁に送られてくる面白い文献(PDFで添付されている)などで常に新しい情報に暴露されているのは幸せなことなのでしょう。

施設の名前があるせいか、部長先生が有名で友人が多いせいか招待講演の先生たちはかなり有名どころで毎週かなり質の高い講義をしてもらっています。

最近あった講義の一つに肺塞栓がありました。(つい最近Dr Klineの講義をAmerican Academy of Emergency Medicineの学会で聞いてきました。感動です。)

SAEMの論文で出ていたものですが、紹介します。低リスク群にD-DIMERを使うことはコンセンサスがありますが、擬陽性でCTが増えている?という疑問もあります。そのような結果の出ている研究もあります。ということで物凄く低リスクならD-DIMERもいらないのではないか?ということを研究したものです。

ところで、自分の施設で使っているD-DIMERの種類を知っておくのは大切なことです。それぞれの方法で感度特異度が違います。

PERC rule for very low risk pt to avoid d-dimer.

The criteria are
age younger than 50 years,
heart rate less than 100 beats per minute,
room air oxygen saturations greater than 94%,
no prior deep venous thrombosis [DVT] or PE, no recent surgery or hemoptysis,
no exogenous estrogen,
and no clinical signs suggestive of DVT.


If the patient has none of the criteria specified, the pretest probability is less than 2%, and the patient will not benefit from an evaluation for PE. According to Kline, the PERC rule reliably forecasts a probability of PE below 2% in emergency department patients. This probability was derived from a large multicenter database, and has been validated at 4 different academic centers.

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