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2008年9月16日 (火)

人手不足 米国の田舎の救急外来の対応 9月その3.5

日本では臨床研修必修化開始後、大学病院で採血・投薬・搬送・ライン確保などの様々な業務を担っていた研修医が減り、これらの業務を遂行するために中堅医師が大学病院に 
戻りそれによって救急業務を担う医師が減ったことによるしわ寄せが指摘されております。

米国でも必ずしも同じ事情ではないですがレジデンシーが撤退したりして救急業務を誰が担うのか?
という問題が田舎の病院ではあるようです。

http://www.mmaonline.net/Portals/mma/Publications/QualityReview/MMAQRSummer08.pdf

私の住む州の近くの病院での話ですが、
・医師助手や専門看護師にプロトコール化にそった診療をしてもらい前線を担ってもらう
・どんなときにオンコールの医者を呼ぶかを明確にする(骨折の患者の診療、入院時、転送時など)
・月に一度近隣の拠点病院で救急医と働いて診療の質を維持する場を持つ
・拠点病院の救急医に24時間電話コンサルトしてよい体制を確保する

などによって医師が最前線に立つことなくmid-level providerが救急医療の最前線を担うことを選択したとのことです。
患者の救急部滞在時間は減少、患者数は増加、患者の満足度は改善との結果を出しているとのことです。

厚生労働大臣の方針のもと的確なスキルミックスが起こり日本でも人手不足が臨床研修のせいにのみ添加されることがないことを祈ります。

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