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2009年5月30日 (土)

壊死性筋膜炎に思う

ビザの問題も落ち着き、引越しに向けて色々と手続き中です。忘れていましたが、引越しというのはお金がかかるし、労力もかかるしなかなかのストレスですね。

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さて本題。こちらにきて壊死性筋膜炎を数例診ました。

敗血症性ショックになっている免疫の弱いケースが多いですね。壊死性筋膜炎になるには何らかの傷口がある場合が多くそこから感染が深部にとどくのでしょう。

壊死性筋膜炎の診断がしばしば難しいのは、
1.筋膜炎ですから初期には皮膚所見がそんなにドラマチックではない
2.画像(x線、CT、MRI)などは副次的
3.疑ったら手術で生検して診断
4.皮膚所見に比べて罹患部の緊張や非常に強い圧痛が診断の鍵であること
5.初期の診断をしたことがない外科医は救急医の臨床判断を理解できないこと

これらによると思っています。救急医は皮膚所見がそんなでもなくてもものすごい緊張と圧痛がある場合、敗血症性ショックにともなって発赤が早いスピードで進む場合、壊死性筋膜炎を疑い、

壊死性筋膜炎の手術をしたことのある外科医にであうまでコンサルトしまくる。
これが大事なのだろうと思っています。

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