« 「帰国そして現地へ」 レポート2 | トップページ | 間違いもありますが、、、震災関連の記事 »

2011年3月24日 (木)

「組織化された災害チームの必要性」 レポート3

被災地に着の身着のままで善意で赴くボランティアが、被災者のための食料や物資を消費してしまうという問題はよく知られている。災害チームの組織化は有効な活動には不可欠である。TMAT20年近い海外を含めた経験がありICS(インシデントコマンドシステム)に基づいた有機的な組織ができあがっていた。

コマンド-東京本部・仙台徳州会病院本部

プランニングー田川医師・本部

オペレーションー大船渡、気仙沼階上、気仙沼本吉、南三陸の4っつの現地部隊

ロジスティクス-野口管理栄養士をトップに緊急車両25台を有機的に利用

ファイナンスー東京本部より統括

前述した通り災害時には必要な物品を自給自足できること、被災者のためのリソースを援助チームが使わないことが肝要であり、これらのために有機的かつ機動的な組織が必要である。TMATはまさに全ての部門が歴戦の猛者であり、衛星携帯電話を使いものすごいスピードで効果的に情報交換がなされリーダーの指示のもと組織が迅速に行動した。

特に日本のみならず海外での災害支援にも参加されている野口管理栄養士は

-リーダーとして全体への気配り

-長期化することによるスタッフの疲弊をさけるべく複雑なスタッフの帰宅スケジュールを作成

-現場の視点を大事にしつつ限られた資源の分配を本部と交渉

など複雑なタスクを効率よくこなされて組織の要として活躍されていた。

経験のみならずTMATには自前の災害に備えたコースをもっている。Basic course2日)とAdvanced course3日)があり、サバイバルの基礎やSTART法によるトリアージ、病院でのトリアージ、災害時の公衆衛生、衛生電話の使い方、インシデントコマンドシステム(ICS)、巡回診療時のノウハウや心得、過去の徳洲会の災害支援のシナリオに基づいてシミュレーションを行う。病院と病院との連絡を取り合い医療資源の分配や効率のよいLogisticsの検討、シナリオの中での各チームに別れたトレーニング実際の状況にあわせて各病院部門のチームでこのシナリオに参加する。

« 「帰国そして現地へ」 レポート2 | トップページ | 間違いもありますが、、、震災関連の記事 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/132867/39345925

この記事へのトラックバック一覧です: 「組織化された災害チームの必要性」 レポート3:

« 「帰国そして現地へ」 レポート2 | トップページ | 間違いもありますが、、、震災関連の記事 »